その瞬間の自分だけが、自分じゃない。
昨日は11時と14時に、行事があった。
しかし、実際は11時にしか人は集まらず、14時は0人だった。
なので、14時過ぎに子ども2人とアイスクリームでも食べに行こうと家を出た。
お酒の代わりに甘いものを食べ出している。
今まで甘いものを控えてきたので、
お酒の代わりに「甘いもの食べちゃってる」という優越感みたいなもので、乗り過ごしていけないものか。
もともと肥満児だったので、甘いものは本来大好きだ。
次男は「あづぅい~(暑い)」と文句たらたら、自転車で30分程かけてお店に到着。
しかし、お店につくと以外に行列。
「ならぶのか~」と思った瞬間、携帯が鳴る。
妻:「3時から来客だったんよ。もう来てる。」
私「あっ。。。今から帰ります。。。」
妻「20分くらい待ってもらう?」
私「はい。急ぎます。」
長男もこの後予定があったので、ならんでまでアイスを食べる時間はなく、長男にお金をわたし、次男とコンビニでもいってアイス買って帰ってきてといい、私は一人猛ダッシュで家に向かう。
夏のような暑さで、一瞬でTシャツは汗だく。
マスクもしていて息苦しく、軽いトレーニングのように。
すると脳裏に急に生ビールの絵が浮かんだ。
急激な喉の渇き。
「今までなら、こういう状況の後はゴクゴクと飲んでたな~」という考えが瞬間的に頭を占める。
さらに次に「飲みたいな~」という飲酒欲求から、「今までは飲めたのに、もう飲めないのか」という脱力感に変わっていく。
「飲みたいことを我慢する」という感情より、「今まで飲めたのに、もう飲めないのか」という絶望感が体を駆け巡る。
家に帰り(訳15分で到着)、待たせていた方々にお詫びを言いながら仕事をする。その仕事中も酒のことが何となく頭をめぐる。
しかしその後、その方々が帰ろうとした瞬間、急激な雷雨になる。すごい雷と大雨。
「ああ~アイス食べてたら、今頃ずぶ濡れだったろうな~」と思う。
そんなこんなをしてるうちに、急激な飲酒欲求はとりあえずおさまっていた。
まるで瞬間的に怒りで腹が立つが、その後なにかのきっかけで我に帰るように。
今回そのきっかけは雷雨だったのかな~。
過去の経験の感覚がよみがえると、一瞬にしてその感覚にとらわれてしまうのか。
瞬間瞬間の感情だけを信じ、とらわれることのないようにしなくては。
たった数分後には、すでに違った感情の自分がいるのこともある。
断酒11日目